「社風が合わないから転職したいな」

「その会社を早く知ったら、今の会社に入らなかった」など

入社後に様々なギャップがあってそのようなお困りを感じる人が非常に多いです。

このような失敗をしないように、初めて就職や転職を検討しているあなたはぜひ自分のことを理解した上で、自分に合う業界・企業に絞って応募していきましょう。

では、「どうやって企業を知るのか」を説明します。

企業を知るとは、企業・業界を研究するということです。つまり、次の２つが含まれます。

・この業界にそのような企業があるのか（知っている企業を増やす）

・そこから興味を持った企業について深く知ること


　日本の自動車メーカーといえば、Yamaha・Toyota・Hondaなど大手のメーカーをすぐ思い出すでしょう。実は、Fuso・Hino・UD Trucksなどのメーカーもあります。商品・サービスを通じて知っている企業以外にも、世の中には数多くの企業が存在します。

　企業について深く調べ、事業内容や社員の人たちの雰囲気などを知ることで、

「こんな企業で働くのって楽しそうだな」
「この仕事についてもっと知ってみたい」

というように、関心の度合いが高くなることも、知っている企業が増えることで、自分がやりたいことも見えてきます（自分のことをもっと理解できる）。

　知っている企業が増えたら、中でも気になる企業について

「なぜ自分が興味を持ったのか」
「同じような商品・サービスを扱う競合他社と比べて、どこが違うのか」

を調べていくことで、自分に合う企業かどうか、その企業を志望する理由は何かが明確になっていきます。

　・ネットで検索：「自動車メーカー」など興味がある商品やサービスのキーワードで調べ、
　　どのような企業があるのか情報を収集していく。

　・JOBIIIなど 外国人向けの求人サイトに求人を掲載している企業を調べる。

　・日本人向けジョブフェアも参加し、できるだけ多くの会社案内、チラシをもらう。

　・学校のキャリア支援を利用し、企業名などの情報をもらう。

　・インターンシップ参加。（２週間以上のインターンシップをオススメします）

　・ジョブフェアで企業の説明を聞いたり、その企業のスタッフに質問したりする。

　・その企業のOB・OGに聞く。

　・実際に企業まで行って、会社の外面・働く時間・スタッフの表情などを確認する。
　
　・企業のHomepageを確認する。（特にスタッフの感想など）

1. 企業概要（事業内容、住所、規模など）

2. 企業の強み（同業他社との違いは何か）

3. 企業の動向（これからの動きは？新商品開発？グローバル化？）

4. 経営者の考え（ビジョン、経営方針などから自分との共通点は？）

5. 社風（会社の雰囲気、人間関係など）

6. 社員の満足度（入社のきっかけ、感想、モチベーションが上下した理由など）